自分の花 生ける暇あり カリンの実が傍にあったので 迷わず投げ入れ 時間が刻々過ぎていく 花展準備はほぼ出来上がり 眠い しばし仮眠とる
2015年10月のブログ記事
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きささげとアンス 午前中はMさんの花をみにいった 葛の作品 つるの線の走りと蔓が描く空間がいい 午後 もう一人のMさんが作品素材を積んで見せにきた 真っ赤に染め上げた流木である 思い切り腹が決まっている ちまちまはない 気持ちがいい 同時にSさんも来訪 皆忙しい人ばかりだ 大した作品が揃う筈 嬉しい
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昨日Kさんがきてくれた 西よりの庭に手がついていなかったので その辺りの椿を円筒に刈ってはいるものの あいまいな状態だから手をいれてもらった 円筒の椿は一か所に4本あり背丈も幅も不揃いなので 揃えてもらったらその辺りが整然とした雰囲気になった 空気まで凛然と引き締まってくる 作業が終わってから私は... 続きをみる
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窓に隣接してキササゲの樹木が枝を張り詰めている 春から芽吹きだし夏にかけて大きな葉を広げてくれるので 強い光線を遮って室内は緑の柔らかな光になる 実にありがたい樹木である 7月の初めごろ花を満開させて次第に実をつける 実は野菜豆のささげにそっくりなので木ささげというのだろう 実をつけた枝は生け花の... 続きをみる
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Nさんはバラが大好きである 特に自宅の庭に咲いたバラを玄関に投げ入れするのが 楽しみであるようだ 数年も前に商売をご子息に譲られてからは自宅の庭をあれこれ いじられている 私が訪ねると庭のテ-ブルでお茶のもてなしだ 私が花を生けるのでNさんとの会話は常にバラや生け花の話になる Nさんは時折椅子か... 続きをみる
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秋の夕日をあびる時心にはいろんな想いが去来する 落胆したこと 寂しかった時 男泣きして歯を食いしばった頃 連想はとめどない 桜の樹木の億にしずむ夕日の方向から少年の声が高々と聞こえてくるようだ A君の声 B君の声 そしてH君の声 皆元気で明るかった 私たちは 未だ幼い子達も仲間に入れてよく遊んだも... 続きをみる
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秋の晴天が続き日々快適な快さ 晴れた日にモズがキキッと鳴く声がどこまでも浸透しそうだ 庭に佇み もう一度その声に聴覚を集中させる 再びモズは鳴かない 草虫の声が常に響いている 海の流木岸辺に流れ着いた浮きの玉 生け花の残材で遊んだのは 一番末の孫が2歳のころ この子今は小学4年生 梯を枝に吊るしの... 続きをみる
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桜を植え始めたのは二人の息子たちが中学生と小学生の頃 5本 10本と毎年植え続けてきた それが今大木に育ち 息子たちはそれぞれ父親になり 私は7人の孫達の爺になった 一番上の孫は今年大学生になった 桜の木を見上げて時折感慨に浸ることが多くなった 年おいてきた妻もババ-と呼ばれながら 孫達の世話を喜... 続きをみる
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