真夏に生けた原色

今年の夏前半は毎日猛暑が続いた
熱中症の報告があり 更に8月は異常高温だた聞かされた
そんな7月15日に生けたハランの生け花
異常さと緊張感が伝わってくる


前日に吹き付けたものを多分次の日の正午前に生けたようだ
今年の夏場は大丈夫だろうか不安な日
汗ばむ緊張の中で生けた記憶が未だ新しい

生けながら色が濃い過ぎとか煩悶した
その時はこのどぎつさを当然のように肯定したようにおもう
原色は控えようとも考えた

この時期はハランの新旧交代の季節でもある
新しい新芽は既に開ききっていたが使うには未だ柔らかだ
一方古葉には黄変と枯れが入り混じっている


この時期のハランは分厚い葉 ばんと張りつめていて弾力がある
色を吹き付ければ抵抗なく吸着してくれる
熱い中での着色作業は機敏に進む

枯れ葉と自然の黄変色それに緑色は猛暑の中では
ボケて違和感があった


昨夜は0時ころから雨が降り始めた
予想以上の雨 一昨日Mさんの手をかりて
アジサイを植え付けた
植えた後に勿論水かけをしたのだが昨夜の雨は潤沢で
実にラッキ-であった


悲鳴を上げた夏の猛暑 誰もが不安をもったのだが
お盆には不思議に暑さから解放された


この冬は、、、、過ぎてみないとわからない

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