個性

桜の木の枝がちじれて奇形になるテングス病の枝は
時に異常な雰囲気を醸し出す
何度か花材として生けてみたことがあり
面白いと思った

花器はガラスのフラスコ テングスにかかった桜の枝
色を吹き付けたハラン
庭から拾ってきて フラスコに作為なくいれる 色を加えた

ガラス窓の向こうに立てかけたきささげ ふと見た窓に映った影が微笑ましい
最初は「はて、、、何だ」と思う

これは竹を割って そのあまり材を輪にして置いたもの
緩やかな線が織りなすイメ-ジはほっと気持ちを落ち着かせてくれる
作品のモチ-フが意外な次元に転がっている


私の花の仲間たちも感じ方はさまざま
ある人は驚きある人は感動する
ですが次の人は無関心


その人其の人生活感や感受性が違うのが面白い
誰もが右一列だったら世の中は退屈だ

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