花の仲間達

柿の投げ入れ
枝を切り取った時は前後に分かれ枝や実それに紅葉の葉もついていた
どんなに生けるというイメ-ジはない
ひたすら不要な部分を切り落とした


あれもいい これもいい と言っていると
柿は生けられない
いつもそうだ


単純に秋の澄んだ空を背景に光る柿の実には添え葉も
枝もなく 凛と孤立した姿がいい
百舌鳥が高きにいて一声金属音をだすように

カラス瓜 この土地では カラスの枕といわれる
カラスがこの実を枕にして寝たという話はない
昔の人は カラス 猫 狸 蛇等と植物を重ねて使っている
微笑ましい時がある


昨夜は花の仲間のSさんが勤めかえりに立ち寄ってくれた
花展の打ち合わせだった
花の仲間達はそれぞれ忙しくなってきている

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