冬から春への季節の入れ替わり

朝から雨 冬にはなかった明るい小雨 暖かな日で 傘をさして庭を歩くと一夜にして桃の花は開いて辺りを ピンクに染めている 昨夕開いた枝を切ってよかった 店の車にその枝を積み込んだところ いい天気が続いたので春の花が次々に開花を名乗り出ている 白蓮の慶応桜も進んでいる ところで一月ほど家を空けた後何事も起こっていなかったので ほっとしていたのですが 佐にあらず 水道管が2ヵ所壊れている 中が氷つたの…

大切なのは「公平」です

AB君グル-プ数名が登校しない日が続いた 一方SK君グル-プはそれぞれ担任を始め指導課の先生陣に 呼び出されていた 生徒疎開組の不満 1)数年間AB支配下に置いて   ABからのリンチを受けていたのを知っていて「又喧嘩したのか   しようのない奴らだな、、、」で終わっていた 2)実情を知っている筈なのにAB君には軽い注意だけだった 3)AB君の家庭は大農家でちょいちょい先生の出入りがあった   …

もろい対決

クラスないは一見平成を取り戻したかに見えたがひそひそ とささやかれる私語は陰湿で何か起こらないと空気は清浄化 されそうにない もっぱらの私語の内容は1)A君B君のグル-プの頼りなさ だった これまでの天下さまにしてはいかにもモロイということ 2)SとK君の豹変には男女共々拍手喝采であった そして 二人の耐えてきた過去を振り返ってみて同情の共感が胸の内に じっと沸き上がってきた 特に長身で頭のいい…

戦前から戦後の小学生の荒れ模様

国民学校から小学校にかけて田舎の学校は疎開組で 生徒数は膨らむ一方だった 机椅子は勿論教室さえふそくして 70人80人が狭い場所でひしめき合っていた 中にはいらいらして常に小競り合いがおこった 最も疎開組が増える中で地元組は我慢ならない 地元組のA君とB君は疎開組のS君やK君が目障りでしかたないので 人影に呼んではしごいていた S君K君の頬っぺたがはれ上がるのは よく見かけられた  田舎の地元組…

りんちょうげの花が咲きだしそう

早春の庭にいち早く咲いてくれるりんちょうげ その香りは臭覚の深い 奥まで届いて昨年の春の記憶を呼び起こします 「再び巡ってくる春」 にほのかな喜びがおこります ベコニアは気温のたかまりを待って次第に花と葉に艶を増します 4月の半ば過ぎにはその本領を表し濡れてつややか どこかで ミツバチの羽音が聞こえて眠くなりそう 山茶花の白と紅のカラ-のコントラストは鮮やかで一輪挿しに生けたほうが より見事です…

桃の花が色を染め始めて

寒い日が続いて春が再度遠うのいたようだったが 昨日今日と日差しは 温かさを運んでくれたのか桃の花が一度に色を見せてくれた この辺りは明るい色彩と陽だまりになって空気も緩んで見える 更に春の花の予備軍がそこらに出番を待ちつつ今は耐えていそう すずかげの新芽  バラの目 なによりも希望 5月を目指して日に日に育ちます 一方タンポポは早や綿毛を完成している 近ずいてよく見ると もういつでも飛びだてそう…

空は青 海には日差しが溢れ だが風は冷たい 

天気は朝からはれて明るい日差し しかし吹く風の冷たさ 思わず肩をすぼめる ブログではこの春一番の鶯の声とか メジロの便りを聞くけれども ここでは未だ先の話だろう 午後海にいってみた 空の青さと海の青さが重なり合って その境界線が明瞭にみえている 風は冷たく寄せ来る波は真っ白 時折海鳥が不安定に風に流されている この海は子供の時から馴染んでいて遊び仲間達と 「この海は 僕の海」というほどだった 更…

木工で楽しくなった頃

もう数年になるだろうか ある日 投げ入れを終えて使い残りや木の枝を捨て去ろうとして ふと その残材が目に止まった 拾い上げて少し鋏を入れると面白い形ができている 上の作品はキササゲの枝 下の材料はミモザアカシア 上が最初に出来下は後にできた この2作品が出来ると「こんなこともあり、、、そして面白い」と 思った ドリルで穴をあけてボンドを加えると接着が確実になる 次第に作業が面白くなる 立木の枝を…

春の息吹が満ち始めている

昨日と今日の温かさに庭が生き生きと春めいている これからは寒波が寄せ来ても冬の寒さはないだろう 梅は更に花を増やして 椿もこぼれるように咲きだした 椿の樹下には間もなく落下した花が重なり合ってジュウタンを 敷き詰めたように真っ赤な海になる 小鳥の群れがやってきて花の蜜を競って吸う頃には 積み重なった 花に正午の陽にむされて辺りは甘酸っぱい匂いが漂う その匂いに腐敗の生ぬるく臭覚を刺激するようにな…

NHK日曜美術館

向井潤吉画伯の民家茅葺の絵画とその心情は親しみもあり わかりやすいテ-マでありました 大戦中南国の激戦に参戦 戦争の悲惨辛酸を体験し 敗戦で本国に帰還したときは心はぼろぼろの状態でした そんな折まだまだ多くの残された民家をみて大変心が癒されたそうです 爾来全国に点在する茅葺民家を描くのが自分のテ-マとして 93歳の生涯を閉じるまで描き続けたとのこと 現代人の誰しもが共感する日本の原風景 私のこの…