木工で楽しくなった頃
もう数年になるだろうか
ある日 投げ入れを終えて使い残りや木の枝を捨て去ろうとして
ふと その残材が目に止まった
拾い上げて少し鋏を入れると面白い形ができている
上の作品はキササゲの枝 下の材料はミモザアカシア
上が最初に出来下は後にできた
この2作品が出来ると「こんなこともあり、、、そして面白い」と
思った
ドリルで穴をあけてボンドを加えると接着が確実になる
次第に作業が面白くなる 立木の枝を眺めてはあの枝でこれこれが
作れないか 我が家の庭に花木の種類は沢山ある 雑木もある
よし 何でも作ってみよう それから
これに質のいい造花を生けて我が家の花店に陳列してみた
これまでの商品とは異質なので あれっという表情で見てはもらえるものおの
なかなか売れていかない が其のうち1っ売れ2っと動き出した
やがて こんなものは出来ないか 更にこんなものと注文に近いアンケ-トを
聞くようになった
私は暫くの間 この作業に没頭した
ドリルを電動のこぎりを購入した 新しい工具が増えるごとに仕事は
面白くなる
森の中の自宅の教室でも来る人来る人がこれらを見て面白がってくれた
今でも工作を続けてはいるが 始めた頃の喜びは半減している
小物ばかりでは面白くない
そこで庭に置くべくオブジェや造型をしようとなった
勿論 色彩をプラスしよう 庭には壺をおいて相応しい時期に花を生けている
庭に花木の投げ入れ その横にオブジェ あるいは逆に