大切なのは「公平」です

AB君グル-プ数名が登校しない日が続いた

一方SK君グル-プはそれぞれ担任を始め指導課の先生陣に

呼び出されていた

生徒疎開組の不満

1)数年間AB支配下に置いて

  ABからのリンチを受けていたのを知っていて「又喧嘩したのか

  しようのない奴らだな、、、」で終わっていた

2)実情を知っている筈なのにAB君には軽い注意だけだった

3)AB君の家庭は大農家でちょいちょい先生の出入りがあった

  当時は食料難仕方ないよなぁ、、、との声もささやかれていた

4)S君の反抗「学校は公平であってこそ学校だ」

  彼の発言には重い感情が乗っていた そして疎開組を始め最近では

  地元組にも彼への賛同者が増えていった



AB君達がやっと登校したとき クラスの雰囲気はがらりとかわっていた

二人にはかってのふてぶてさと横柄な態度はみじんもなかった

普通の生徒になっていた クラスないに「民主主義」がささやかれていた


SK君二人は話し合った

このしこり何としても変えたい 二人は積極的に周囲に手を差し出した

それこそが本当の勇気だ 

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